実は私は昔からかなりの脂性の肌で、
気付いたのは中学生になった頃だったかも知れません。
第二次性徴のためで、肌からは常時油が湧き出る
不思議な現象が続いていたのです。
ニキビの原因はこれだった!
そんな脂っぽい肌から脱却しようと色々な化粧品を使ってみたりしてきましたが、
脂性に伴う産物として最も厄介なニキビとの戦いも
中学生の頃より長年続いている状況で、
これもいつしか解決してニキビの出ない
お肌になってみたいものですが、
未だにその戦況は思わしくなく常時出るか出ないか?の
醜い戦闘(ニキビケア)が行われているのです。
この様に、脂性の肌になった人には
長きにわたって顔の油との戦いが待っているのですが、
その中にありながらニキビが全く出ない脂性の人もいるから不思議です。
一体どんなカラクリがそこにあるのか?分からないので色々調べてみたところ、
脂性でもニキビの出ない人は顔に存在している常在菌の中に、
ニキビの原因とされているアクネ菌が住んでいない事が
ニキビが出ない原因となっているそうなのです。
つまり、ニキビが出て困っている人の顔にはアクネ菌がたくさん住んでいて、
出ない人の所にはアクネ菌が居ない~と言う事なのです。
因みにこの常在菌は、
何度も顔を洗っても殺菌しても除菌しても、
まるでそこが我が家~と言わんばかりに帰宅してきます。
どこからともなく帰ってくるので、
何をやっても無駄だと思います。
その帰宅してくる常在菌は、
顔だけじゃなくて身体の表面全体に常在しているので、
たとえ顔を毎日洗っても手で顔を触った瞬間だったり
耳の方に避難していた菌が戻って来たり~など、
とにかく逃げる術は無いと思った方が良いでしょう。
なので、アクネ菌が居ないお肌の人に
アクネ菌たっぷりの手で触ったとしても、
その人のお肌の常在菌バランスによって
直ちにアクネ菌が抹殺されて無くなってしまうそうなので、
それでニキビが出ない脂性の人が出来上がるのです。
ただ、アクネ菌が原因ではない純粋に、
毛穴が詰まって出来る白ニキビなどは出来るそうなので、
アクネ菌によって延焼して赤くて痛いニキビは出来ないとしても、
白ニキビが出来る事はあるそうなので、
同じ脂性の者としてその辺だけは共感している感じです。
が!脂性でも赤いニキビに苦しまなくて良い点では
羨ましいの一言に尽きると思います。
やっぱり洗顔が大切
でも、そんな菌が居るかいないかを気にするよりも、
お肌の油っぽさを解消する方が先決だと思うので
洗顔はしっかり行いましょう。